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支援事例「記念日を彩るフラワーギフト専門店」へ ブランド価値の再定義 Flower Design MI様 

■ 企業概要と代表の実績

Flower Design MI-様は、創業20年、代表の土橋さんを中心に、プリザーブドフラワーを強みに展開しているフラワーショップです。

土橋さんは、プリザーブドフラワーの師範資格を持ち、お弟子さんも多数輩出。国内外で数々の賞も受賞し、世界的な花博への出展や、桂由美さんのパリコレ装花を手掛けるなど、一般的な花屋とは一線を画す技術と実績をお持ちでした。


■ 当時の課題

しかし、当時の課題は、その価値が十分に伝わっていないことでした。

確かな技術も、華やかな実績もある。
けれど、店舗の外観やホームページ、複数あった店舗名や見せ方が統一されておらず、お客様から見ると他のお花屋さんとの違いが分かりにくい状態でした。

つまり、他社と区別された実力はあるのにも関わらず「選ばれる理由」が伝わっていない状況がありました。


■ ヒアリングと価値の整理

そこで、きっかけデザイン研究所では、まずFlower Design MI-様の特徴や実績を丁寧にヒアリングしました。
単に「何を売っているか」ではなく、「どんな場面で選ばれているのか」「お客様は何を期待して来店しているのか」を整理していきました。

その中で見えてきたのが、プロポーズや結婚記念日など、人生の大切な節目に贈る花として、プリザーブドフラワーが多く選ばれているという事実でした。


■ ブランドコンセプトの再定義

そこで私たちは、Flower Design MI-様を単なる花屋ではなく、
「記念日を彩るフラワーギフト専門店」
として再定義しました。

これは、きれいな言葉をつくるためのコンセプトではありません。
お客様がすでに価値を感じていた部分を発掘し、それを誰にでも伝わる言葉に整えたものです。


■ ブランド表現の統一

あわせて、複数あった店舗名や表現も整理し、ブランドとしての見え方を統一。
店舗、ホームページ、サービスの伝え方が同じ方向を向くように整えていきました。


■ コミュニケーションツールの制作

さらに今回のプロジェクトでは、ブランドの世界観を一貫して伝えるために、コミュニケーションツールの制作も行いました。

具体的には、

  • 他店と異なる提供価値をはじめ、記念日に対する想いと世界観が伝わるホームページ制作

  • 記念日に関連するパートナー店舗へ配布するリーフレット

ホームページはこれまで、制作実績がまとめられていなかったので、お客様が事前にイメージを膨らましたり、接客にムラが出ないように接客ツールとしても使えるよう
整備し、「誰が接客してもブランドの価値が同じように伝わる状態」を設計しました。

これにより、スタッフごとの説明のばらつきがなくなり、ブランドとしての一貫性が強化されました。


■ 顧客・社内への変化

その結果、お客様からは「記念日のお花を相談したい」という問い合わせが、徐々に増えてきています。
ただ、花を買いに来るのではなく、「大切な日をどう彩るかを相談する場所」として認識されるようになってきいます。

社内にも変化が生まれました。
スタッフの皆さんの中に、「私たちはただ花を売っているのではなく、記念日を彩るお手伝いをしている」という意識が芽生え、仕事への誇りや主体性が高まったと伺っています。


■ 数字面での成果

数字面でも、主力であるプリザーブドフラワーの受注は、支援前と比較して年間を通じて約3倍に伸長しました。現在では、受注も半年待ちという嬉しいお話をいただいております。


■ 本事例の本質

この事例で行ったことは、無理に新しい魅力をつくることではありません。
すでにあった実績、技術、選ばれている理由を整理し、顧客に伝わる形に整えたことです。


■ ブランド再構築の意義

商品やサービスには自信がある。
けれど、違いが伝わっていない。
事業承継や次の展開を前に、会社のビジョンやミッションが明確になっていない。

そうした企業にこそ、ブランドを見直す意味があります。


■ きっかけデザイン研究所の役割

企業の中にある価値を発掘し、言葉にし、伝わる形に整えることで、顧客から選ばれる理由をつくるお手伝いをさせていただきました。